言葉選びが好きな短歌です。
繊細な言葉と鋭敏な感性で、失恋が詠われています。短歌の展開に意外性があって、思わぬ言葉と邂逅するので、ドキッとします。字余りや字足らずがほぼ無いので、短歌の定型の美しい音韻を堪能できるのでしょう。秀逸な失恋短歌集です!
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(66文字)