本作は、「画面越しの恋」をテーマに描かれた短歌である。本作を読んで、ある疑問が浮かんだ。「画面越し」とはどういうことなのだろう?単なる遠距離恋愛のことだろうか。それとも、いわゆる「二次元」への恋だろうか。どちらと解釈しても感慨深い、優れた一作だった。