• エッセイ・ノンフィクション
  • 異世界ファンタジー

国際美術館の日

今日(5/18)はInternational Museum Dayです。
ユネスコ関係の組織が、1977年に設定したようです。

さて、世界で一番、訪問者が多い美術館は、
それはもちろん、ルーヴルですよね。

美術館の日の夜、ルーヴルでは、アンヌ・ダウトリッシュ(ルイ十四世の母親)の部屋で、イタリアの音楽グループ「Il Buranello」による歌とリュートのバロック音楽演奏を、キャンドルの灯りの中で楽しむという催しがあるそうです。

いいね。
私は今、フランス人画家「ラ・トゥール」のことを書いているので、バロック、リュート、キャンドルには超反応。

絵画の中心がローマだった17世前半、ラ・トゥール(1593-1652)はロレーヌ地方で、下のような絵を描いていました。まるで、現代絵画のようですよね。
でも、彼の存在は250年も忘れられていて、その名前や作品が再発見されたのは、20世紀のことです。

その発見のきっかけは、あのナント美術館。
先日、柊圭介さんがナントのことをエッセイに書かれておられましたよね。それから、トウール(こちらは地名ですが)のことも。そのことから、ラ・トゥールのことを書いてみようと思ったわけです。







2件のコメント

  • 不思議な雰囲気の絵ですよね……。
    聖書に関係あるのかな? それとも命の短さを表しているのでしょうか。
    「女神アテナに挑んだ少女」とっても面白かったです。続篇を期待しちゃいます。最後に出てきた7つの星というのが気になって気になって。
  • そうです、これは「マグダラのマリア」。この画家は「いかさま師」の作者だと言われていますが、ふたつの画風は全く違いますよね。実際に誰が描いたのか、真実はわかりませんが、どちらも、傑作であることは確か。今、朝吹さんの「シャーベット」に行ってきたところ。あの短編、好きです。
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する