とかく親というものは

親について再度考えさせられる、
感情が揺さぶられる物語でした。
これから未来の事も真剣に考えておかなきゃいけないな。と思いました。
良い物を読ませて頂きました。
ありがとうございました。

どんな人間にも親はいます。
手放しに良い親子関係だと言えない場合もあるでしょう。

それでも。

甘えたい幼い頃に与えられた温かさも。
何でも一人で出来るとようになったと思う頃の暑苦しさも。
離れて知る存在の有り難さも。
老いてまとわりつく鬱陶しさも。

全部全部、生きている時にしか受け取れないから。
いつかは必ず、別れの時が来るから。

親というものを改めて考えさせられる、そして自然とその存在を思い返す、素晴らしい作品だと思います。
お勧め致します。